チェリートマト添えサンドビーンズ

 
チェリートマト添えサンドビーンズ【ファジョリニ・サッビオシ・コン・ポモドリニ】

Fagiolini sabbiosi con pomodoriniファジョリニ・サッビオシ・コン・ポモドリニ

オレガノとパルミジャーノをたっぷり加えたパン粉で味付けしたチェリートマト添えのサヤインゲンです。

パンを粉にしてチーズや香草・香辛料と共に混ぜて作る調味料というとシチリアのムディカータ(ムディカ・アトゥラータ|Muddica Atturrata)が思う浮かべられます。

パン粉入りパスタ



チェリートマト添えサンドビーンズのサンド(砂)とは、このパン粉の調味料のことを指しています。

オレガノとパルミジャーノをたっぷり加えたパン粉で味付けするさやいんげんとチェリートマトの炒め物の美味しさはまさに絶品です。

どうしてこれほど美味しいのか、不思議でしょうがないと感じるかもしれません。

この付け合わせ(コントルノ)は、肉にも魚料理にも合わせることができる簡単でおいしい料理ですよ!


チェリートマト添えサンドビーンズ材料4人分

さやいんげん 500g
チェリートマト 100g
パン粉120g(推奨はパンのすりおろし)
パルミジャーノ・レッジャーノ DOP 大匙2(代用:パルメザン)
乾燥オレガノ 小さじ1
オリーブオイル大匙2
塩適量

1人分:約190カロリー


チェリートマト添えサンドビーンズ調理工程(約30分)

STEP1 サヤインゲンの上下を取り除いて流水ですすぎます。

1%の塩を加えた湯を沸かし、サヤインゲンを15分茹でます。

その間にチェリートマトを洗って4等分に切っておきます。
チェリートマト添えサンドビーンズ【ファジョリニ・サッビオシ・コン・ポモドリニ】の調理工程1
STEP2 パンを小さな立方体に切りミキサーに入れてパン粉にします。

すりおろしたオレガノすりおろしたパルミジャーノを加え更に数秒間ミキシングして確保しておきます。
チェリートマト添えサンドビーンズ【ファジョリニ・サッビオシ・コン・ポモドリニ】の調理工程2
STEP3 茹で上がったサヤインゲンの水気をよく切っておきます。

そしてオリーブオイルを引いたフライパンに入れて炒めます。
チェリートマト添えサンドビーンズ【ファジョリニ・サッビオシ・コン・ポモドリニ】の調理工程3
STEP4 次にチェリートマトと塩を振ります。

食材の水分を使い炒め煮込むようにして約7分間調理します。
チェリートマト添えサンドビーンズ【ファジョリニ・サッビオシ・コン・ポモドリニ】の調理工程4
STEP5 次にパンの調味料(混合物)を加え、木のスプーンですべてをよく混ぜ塩加減をチェックして炒めます。
チェリートマト添えサンドビーンズ【ファジョリニ・サッビオシ・コン・ポモドリニ】の調理工程5
STEP6 パン粉が黄金・きつね色になったら火を止めて仕上げです。

皿に盛り付けて完成です。
チェリートマト添えサンドビーンズ【ファジョリニ・サッビオシ・コン・ポモドリニ】の調理工程6

チェリートマト添えサンドビーンズの調理ポイント

パンの混合物を作りこれをまぶすのが絶品に仕上げるポイントです。

調理そのものは難しい要素がなく、簡単です。

ただひたすらに美味しいです。


チェリートマト添えサンドビーンズについてマスターの言及


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記事内食材解説・補足
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読み方:ディー・オー・ピー
分類:保護
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読み方:ファジョリーニ
分類:豆
代用品:サヤエンドウ|そら豆|アスパラガス
オレガノ[origano]別名:マジョラム。肉やチーズ、トマトとの相性が良い。古代ローマの時代から薬用、調味料・香辛料として使われてきました。
読み方:オリーガノ
分類:香草
代用品:バジル|イタリアンパセリ
トマト[pomodoro]イタリア料理で非常によく使われる食材。大航海時代後にイタリアにも持ち込まれたが当初は観賞用。18世紀初頭より料理に使われるようになった比較的新しい食材です。 トマト、チェリートマト(ミニトマト)として ... [詳細解説へ]
読み方:ポモドーロ
パルミジャーノ[parmigiano]パルミジャーノ・レッジャーノ(parmigiano reggiano)はイタリアを代表する牛乳のチーズ。名称は地名(パルマとレッジョ)に由来します。 DOPの認定を受けたものだけが刻印を押されて「パル ... [詳細解説へ]
読み方:パルミジャーノ
分類:チーズ
代用品:パルメザンチーズ|グラナ・パダーノ
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読み方:パンガラッタート

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