Taccole al pomodoroタッコレ・アル・ポモドーロ
トマトのサヤエンドウは、別名トマトのピアットーニ[Piattoni al pomodoro]でも知られる非常に美味しい付け合わせ(コントルノ)です。
エンドウ豆は、伝統的にロンバルディア州とピエモンテ州で非常によく使用される食材でしたが、その美味しい味わい、簡単な調理の料理が多いことから、現在ではイタリア全土で食されているそうです。
現在のさやえんどうは主に2種類あるそうで、実は、この料理のイタリア語名に使われるタッコレ[Taccole]とピアットーニ[Piattoni]は、それぞれそのえんどう豆の種類、平らなさやをもつタッコレ(最大長さ10cm)と、ピアットーニという種類を指しています。
日本のさやえんどうの種類は、小ぶりのキヌサヤ、大ぶりのオランダサヤエンドウ、肉厚のスナップエンドウが代表的なものですが、イタリア語での名称をどうしたらよいか判断しかね、今回は、このトマトのサヤエンドウ[Taccole al pomodoro]と別名(別種)トマトのピアットーニ[Piattoni al pomodoro]を併記する形としました。
サヤエンドウかスナップエンドウを使用して調理するこのトマトのサヤエンドウは、茹でてからトマトと合わせて炒め煮込みますが、火を通しすぎてもいけません。
サヤエンドウは平ら豆としても知られ、インゲンと非常によく似ており、インゲンと同様に両端を切り落とすだけできれいにできすぐに調理に使えます。
以前、紹介しました今回のトマトのさやえんどうより少しボリュームがある農民風サヤエンドウと選択肢が増えますね!
非常に美味しいこのトマトのさやえんどう、是非味わって頂きたい一品です。
トマトのサヤエンドウ材料4人分
チェリートマト250g(代用:フレッシュトマト)
ニンニク1欠片
バジル適量
オリーブオイル大匙2
塩適量
1人分:約120カロリー
トマトのサヤエンドウ調理工程(約25分)
次にサヤエンドウを洗い、ナイフを使って両端を取り除きます。
トマトを茹でた湯の水が少ない場合は追加して、小匙1程度の塩を加えた、たっぷりの沸騰したお湯で15分ほど茹でます。
普通の大きさのトマトを使う場合は、同様に皮をむき、一口大にカットします。
フライパンにオリーブオイルを入れて軽くつぶしたニンニクを炒め、風味がオイルに移ったら、ミニトマトと塩少々を加え、5分ほど炒め・煮込みます。
混ぜて5分ほど煮つつ、トマトのスープをサヤエンドウに全てとじこめていきます。
最後に塩で味を調え、バジルを少量加えて全体に混ぜ合わせたら仕上げです。
皿に盛り付けてバジルを手でちぎって散らして完成です。
トマトのサヤエンドウの調理ポイント
トマトの湯剥きとさやえんどうの茹でが必要となりますが、シンプルで非常に簡単な調理です。
トマトの美味しさを引き出し、さやえんどうに閉じ込めていくだけで大変美味しいおかずが出来上がりますよ!
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