
Pasta al pesto di prezzemoloパスタ・アル・ペスト・ディ・プレッツェモロ
日本においてジェノベーゼとして知られる緑色のパスタ、バジルのパスタは、正しくはバジルペストのパスタです(Pasta al pesto [di basilico])。
今回のパスタも、直訳するとパセリペストのパスタとなるのですが、これだと恐らく日本語圏では誰にも認識されないことを想定し、「イタリアンパセリのペストソースパスタ」としました。
これにしてもほとんど認識はされないとは思いますが、それほどに日本においてはおかしな認識のされ方になっているのがペストのパスタなのです。
今回はこのペストソースの素材をバジルではなくイタリアンパセリにして調理しました。
プレッツェモロというのは、イタリア語のパセリという意味ですが、日本のパセリとは種類がことなる為、「イタリアンパセリ」の名称で知られていると思います。
イタリアン料理においては最も使用頻度の高い香草の一つで、主に香味野菜としての使用や風味づけに散らすという使い方をします。
このプレッツェモロのペストパスタは、その素早い調理工程と、古典的なバジルのペストとは異なる風味の美味しさに驚かれると思います。
少ない材料と少ない調理手順、季節とらわれずに調理できる絶品と言える一皿です!
パスタはスパゲッティ、リングイネ、ペンネがおすすめです。
イタリアンパセリのペストソースパスタ材料4人分
パスタ320g
オリーブオイル(EVO)20g
イタリアンパセリのペスト用
イタリアンパセリ 50g
ニンニク1/4欠片
松の実 30g(代用:ナッツ類)
アーモンド 50g(代用:ナッツ類)
パルミジャーノ 40g
オリーブオイル(EVO) 50g
塩 小匙1
1人分:約583カロリー
イタリアンパセリのペストソースパスタ調理工程(約15分)
表記時間ちょうどのアルデンテでゆで上げる予定です。
同時にパセリのペスト調理から始めます。パセリの小枝を洗い、葉を取り除き、ミキサーに入れます。

残りのオリーブオイルを加え、滑らかなペストになるまで繰り返しミキサーを回します。ペストは約4〜5分で完成します。

必要によっては少量の茹で水を少し加え、クリーミーになったら仕上げです。
皿に盛り付けて、プレッツェモロの葉をそのまま又は刻んで飾りとして散らしたら完成です。

イタリアンパセリのペストソースパスタの調理ポイント
主役となる食材がバジリコからプレッツェモロに切り替わっただけでペストソースのリングイネと基本的には同じような工程をたどります。
バジリコのペストはすりつぶして調理するのに比べ、プレッツェモロのペストはミキサーで作れてしまうので、非常に楽で素早く調理できます。
ペストは、大蒜を増加(1欠片)して、ナッツ類の量を少し減らすなど、お好みで調整してもよいと思います。
またライムやレモンとの相性がバツグンの為、非常に美味しいバリエーションとなります。
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