ひよこ豆のトマト添え

 
ひよこ豆のトマト添え【チェーチ・アル・ポモドーロ】

Ceci al pomodoroチェーチ・アル・ポモドーロ

ひよこ豆とトマトのレシピはシンプルで、一年中楽しめてベジタリアンの付け合わせ(コントルノ)にもできる品です。

香り豊かなトマトソースで味付けされた柔らかいひよこ豆が魅力でしっかりした食感が食べ応えも与えてくれます。

缶詰や真空パックの調理済みひよこ豆を使用する場合、目安量は350gです。調理時間は、ひよこ豆の下準備を除いた時間としています。


ひよこ豆のトマト添え材料2人分

乾燥ひよこ豆150g(準備方法
トマト 250g(代用:ミニトマト)
トマトペースト10g
ニンニク(小) 1欠片
赤ワイン1/4グラス
野菜ブロード200g(オプション)
唐辛子 1本
セージ 適量
ローズマリー 適量
オレガノ 適量
オリーブオイル 適量
塩・黒胡椒 適量

1人分:約364カロリー


ひよこ豆のトマト添え調理工程(約40分)

STEP1 ひよこ豆を上記食材一覧のリンク先の手順に従い準備をするか、缶詰又は真空パックのもの350gを用意します。

トマトを湯剥きしておきます。

次に鍋にオリーブオイルを入れ、軽くつぶしたニンニク、唐辛子、ハーブ類も入れて風味をオイルに移します。
ひよこ豆のトマト添え【チェーチ・アル・ポモドーロ】の調理工程1
STEP2 皮をむいた千切りトマトも加え、トマトペーストも入れてよく混ぜ、よく水を切ったひよこ豆を加えます。

塩を加えて火を強め、赤ワインを加えてアルコールを全て飛ばします。

すべてを混ぜ合わせ、ひよこ豆の調理水をお玉約2杯加えます。

調理水の確保がない場合(事前に準備をしていた場合など)は、野菜ブロードで代用します。

そして弱火で20分ほど煮ます。
ひよこ豆のトマト添え【チェーチ・アル・ポモドーロ】の調理工程2
STEP3 煮込み時間が経過し、スープの量が好み量になるように調整します。

ニンニク、ハーブを取り除き、塩加減をチェックしいます。

胡椒を振りかけて味が整ったら仕上げです。

皿に盛り付けてお好みでカリカリにしたパンや香草、エキストラバージンオリーブオイルを少量たらし完成です。
ひよこ豆のトマト添え【チェーチ・アル・ポモドーロ】の調理工程3

ひよこ豆のトマト添えの調理ポイント

ひよこ豆を準備しておけば、煮込んでいくだけで非常に美味しい食べ応えのある付け合わせが出来上がります。

素晴らしくおいしくなりますよ!


ひよこ豆のトマト添えについてマスターの言及

言及1


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記事内食材解説・補足
オレガノ[origano]別名:マジョラム。肉やチーズ、トマトとの相性が良い。古代ローマの時代から薬用、調味料・香辛料として使われてきました。
読み方:オリーガノ
分類:香草
代用品:バジル|イタリアンパセリ
セージ[salvia]強い芳香とほろ苦さをもつハーブ。肉・魚料理をすっきりと仕上げるのに重宝します。乳製品とも相性がよいです。
読み方:サルビア
分類:香草
代用品:バジル|ローズマリー|オレガノ|イタリアンパセリ|ディル
トマト[pomodoro]イタリア料理で非常によく使われる食材。大航海時代後にイタリアにも持ち込まれたが当初は観賞用。18世紀初頭より料理に使われるようになった比較的新しい食材です。 トマト、チェリートマト(ミニトマト)として ... [詳細解説へ]
読み方:ポモドーロ
ニンニク[aglio]読み方:アーリオ
分類:香味野菜
ひよこ豆[ceci]歴史上、最古の記録としてヒヨコマメが登場するのは7500年前、アナトリア半島(現トルコ領)のハジュラルと言われています。 乾燥豆から下茹でした場合の重量変化は220%と言われています。 乾燥ひよこ豆の ... [詳細解説へ]
読み方:チェーチ
ローズマリー[rosmarino]強い香りが特徴のハーブ。羊肉、豚肉、イワシやサバなどクセの強い素材の臭み消しに役立つ一方、素材の風味づけにも使います。トマト、ニンニクなどとも相性が良いです。
読み方:ロズマリーノ
分類:香草
代用品:タイム|バジル|オレガノ|セージ|ローリエ
ワイン[vino]読み方:ビーノ
分類:果実酒
唐辛子[peperoncino]読み方:ペペロンチーノ
分類:香辛料
胡椒[pepe]読み方:ペペ
分類:香辛料

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Ricetta relativa a "ひよこ豆"

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