リコッタとトマトの冷製パスタ

リコッタとトマトの冷製パスタ【パスタ・フレッダ・リコッタ・エ・ポモドーロ】

Pasta fredda ricotta e pomodoroパスタ・フレッダ・リコッタ・エ・ポモドーロ

リコッタとトマトの冷製パスタは、夏にぴったりの簡単でおいしい料理です。

リコッタのパスタと言えば、パスタとリコッタがまず頭に浮かびますが、夏の暑い時期にはこの冷製パスタがとてもおすすめです。

パスタとリコッタ



リコッタチーズが手元にあるときに候補にしたい料理のひとつで美味しい、やさしく濃厚なリコッタの味わいがトマトとパスタと合わさり夢中になってしまう一品です。

夏のディナーにぴったりな、クリーミーなファーストコース(プリモ)です。

トマトはチェリートマトに変更したり、モッツァレラは、カチョカヴァッロに変更してもよいですし、このモッツァレラの代わりナッツ、アーモンドに変更してもおいしいです。

準備が非常に簡単な料理であることに加えて、わずか数分で作ることができ、家族や友人、皆を魅了するそんな一皿になると思いますよ!


リコッタとトマトの冷製パスタ材料4人分

パスタ320g
トマト300g(推奨:チェリートマト)
リコッタ200g(牛他、水牛や羊も可)
モッツァレラ80g
パルミジャーノ・レッジャーノDOP 10g(代用:パルメザン)
バジル適量(代用:オレガノ)
オリーブ50g(オプション)
オリーブオイル大匙3
塩・胡椒適量

1人分:約549カロリー


リコッタとトマトの冷製パスタ調理工程(約12分)

STEP1 1%の塩を加えた湯を沸かし、パスタを表示時間ちょうどアルデンテでゆで上げます。

その間にリコッタ、塩、胡椒、オリーブオイル、バジル数枚(仕上げ用を除く)を大きなボウルに入れてクリーム状のソースにします。

トマトを洗い、一口大にカット、お好みでオリーブをカットしてボウルに加え、茹で上がったパスタを加えて混ぜ合わせて塩味をチェックし、最後に小さくカットしたモッツァレラを加えたら仕上げです。

冷蔵庫に1時間ほど入れて保管しておき、食事の時間になったら皿に盛り付けてバジルを散らして完成です。
リコッタとトマトの冷製パスタ【パスタ・フレッダ・リコッタ・エ・ポモドーロ】の調理工程1

リコッタとトマトの冷製パスタの調理ポイント

リコッタとオイル、塩、胡椒を先行してよく混ぜてソースを作ってから具材を入れていきます。

全てを混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やしたら美味しい冷製パスタが仕上がりますよ!


リコッタとトマトの冷製パスタについてマスターの言及


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記事内食材解説・補足
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読み方:ディー・オー・ピー
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読み方:オリーヴァ
ショートパスタ[pasta corta]ロングパスタに対して短いパスタで、形状が変わると料理の味わいも変わります。その種類は非常に豊富
読み方:パスタ・コルタ
分類:パスタ
トマト[pomodoro]イタリア料理で非常によく使われる食材。大航海時代後にイタリアにも持ち込まれたが当初は観賞用。18世紀初頭より料理に使われるようになった比較的新しい食材です。 トマト、チェリートマト(ミニトマト)として ... [詳細解説へ]
読み方:ポモドーロ
バジル[basilico]読み方:バジリコ
分類:香草
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読み方:パルミジャーノ
分類:チーズ
代用品:パルメザンチーズ|グラナ・パダーノ
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読み方:モッツァレーラ
分類:チーズ
代用品:カマンベール|ブッラータ|フィオルディラッテ
リコッタ[ricotta]南イタリアで作られる乳製品。南イタリアで作られる乳製品ですがカゼイン凝固由来ではないため法令上チーズではありません。 元々は羊乳を原料とするチーズを作った時に出たホエーを使っていたので、イタリアでは羊 ... [詳細解説へ]
読み方:リコッタ
分類:チーズ
代用品:カッテージ
胡椒[pepe]読み方:ペペ
分類:香辛料

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