Pasta con i ravanelliパスタ・コン・ニ・ラヴァネッリ
ラディッシュは、地中海地域におけるいわゆる大根です。
イタリア料理では、日本の大根[Ravanello giapponese,Daikon]は、通常使用されませんので僕は大根はラディッシュのレシピを使って調理することが多いです。
ラディッシュ又は大根等は、葉も含めアーリオ,オーリオした調理の仕方で非常に美味しく、レシピ考案しました七草のパスタでもそうした仕上げ方をしています。
十二分に美味しいのでむしろそちらが個人的には推奨なのですが、イタリアにおいては食べ方は郷土料理には存在しないようで、いずれも創作料理の類です。
その中で比較的に多い食べられ方がペスト仕上げ、葉をペストにして調理する定番の食べ方ですが、美味しいです。
イタリア各地の郷土料理では様々な食材をペストにして調理して食べるのですが、日本においてはペストという調味料を正しく理解されていないようで、バジリコのペストのみならず、あらゆるペストがジェノベーゼと表記されているものをよく見かけます。
様々な食材がペストになることでとても用途が広がります。この品もとても美味しいですよ!
パスタはショートパスタ全般、ニョッキも美味しいです。ロングパスタではタリアテッレ等の幅広のパスタが良いと思います。
ラディッシュのパスタ材料4人分
ラディッシュ 100g(大根可)
パルミジャーノ・レッジャーノ DOP 30 g
アーモンド 20g
オリーブオイル 20g
バジル 1小枝(代用:イタリアンパセリ)
生クリーム 50g
塩味・黒胡椒 適量
1人分:約449カロリー
ラディッシュのパスタ調理工程(約20分)
洗ってからブレンダーのボウルに入れ、生クリームパルミジャーノ、皮をむいたアーモンド、オリーブオイルを入れてブレンダーで混ぜてペストを作ります。
表記時間ちょうどアルデンテで茹で上げる予定です。
その間にラディッシュを3mmくらいの薄切りにし仕上げ用に確保しておきます。
大根を使用する場合は、角切りにしてペストと共に炒める準備をしておきます。
これでベースソースの完成です。
この際、大根を使用する場合は、角切りにした大根も投下しておきます。
(画像は大根での調理・ニョッキを加えた仕上げの段階のもの)
必要に応じゆで汁を加え、ソースをクリーミーに、そしてダレないようにパスタに閉じ込めたら仕上げです。
皿に盛り付けて、確保しておいたラディッシュ、胡椒を散らして完成です。
ラディッシュのパスタの調理ポイント
ラディッシュを使用する場合は、薄切りにして生で楽しみ、大根の場合は、ベースソースと共に煮込み火を通して楽しむというレシピにしています。
しかし、大根の場合でも薄切りで生で楽しむのももちろん可です。
葉でペストを作って調理するタイプのパスタですが、素材が大根の葉の為、少し加熱時間があるのが特色です。
非常に美味しい一品ですよ!
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