Risoni alle sette erbe[ricetta giapponesi]リゾーニ・アッレ・セッテーエルベ
日本の七草粥に使う七草を使い、お米型のパスタのリゾーニを使った一皿です。お米型のパスタはリゾーニかリーゾと総称として呼ぶケースが多いですが、各メーカーで名称が異なります。
リゾーニ(バリラ)、リーゾ(ディ・チェコ)、チコリア(ディヴェッラ)の三つを覚えておけば大体対応できるでしょう。
ここではこのお米型のパスタを便宜上リゾーニとして、話を進めます。リゾーニは、リゾットの調理法を模したリゾッタータという調理の仕方でパスタを作ります。
このリゾッタータという調理法は、流行りの「ワンパン」の元となった料理法です(恐らくほとんどの方はこの事実を知りませんが)。
要するにとても簡単ですが、いつものパスタ調理とは異なりますので、調理工程にご注目下さい。
尚、実はイタリアにおいてもとてもマイナーですが、七草のパスタ(Pasta alle sette erbe)が存在します。
しかし、これは日本の七草ではなく、イタリアンでよく使用される代表的な香草を使用した七つの香草のパスタです。
代表的な香草は、ローズマリー、セージ、フェンネル、タイム、マジョラム、プレッツェモロ、バジリコ等です。
8つの香草を使ったものもあれば10種類以上使う香草のパスタもあります。
要するにイタリアのものと同名となりますが、別物です。
今回は日本の七草を使用するからこそリゾーニを選択した僕のオリジナルレシピになります。市販の七草が3人前の分量が多いようですので、レシピ分量も三人前で記載しておきます。
七草のリゾーニ(パスタ)材料3人分
ニンニク1個
唐辛子1/2本
オリーブオイル大匙3
以下、七草全て適量(使い切り)
セリ
ナズナ(ぺんぺん草)
ハハコグサ(母子草)
ハコベ(繁縷、蘩蔞)
コオニタビラコ(小鬼田平子)
カブ(蕪)
ダイコン(大根)
1人分:約409カロリー
七草のリゾーニ(パスタ)調理工程(約25分)
1.5Lの水を加熱し1%の塩(大匙1くらい)を入れて茹で汁を沸かします。まず、七草の内、草類をさっと茹でて引き揚げます。
次にカブとダイコンを同じく茹でて引き揚げます。茹で時間は2~3分くらいです。
このゆで汁はパスタ調理に使います。次にニンニクをスライスします。
次に少量の唐辛子を砕いて入れてからカブと大根、葉類の2/3を入れて、ゆで汁をお玉2~3杯程度を加えます。
リゾーニがアルデンテになったら仕上げです。
皿に盛り付けて完成です!
七草のリゾーニ(パスタ)の調理ポイント
工程のとおり行えば難しいところを探すのが難しいくらいに簡単な調理法です。
この七草のリーゾはあくまでも七草が主役です。その為、ペペロンチーノをかなり少なめに調整しています。
仕上がりは極めて美味しい!毎年間違いなく食べたくなるでしょうね!
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