Spinaci in padellaスピナーチ・イン・パデッラ
独特の苦味を持つほうれん草の葉をフライパンで炒めるだけで、短時間で本格的なおいしい料理ができあがります。
ほうれん草の炒め物というと日本の場合、ベーコンやハム、きのこ類といったものを加えて調理するレシピが多いですが、イタリアン的調理ではあまりしません。
イタリアンは、食材の美味しさを味わうレシピなので、主役級の素材(ベーコンやハム、きのこ類他)同士を合わせるようなことはあまりしません。素材が喧嘩してしまう(素材の旨味を打ち消しあってしまう)からです。
食材数を増やすとバランスをとるのが難しくなっていくのでそれこそ料理の腕が必要になりますし、プロ向けの料理になるのでしょう。日々の料理、家庭料理を主とする当サイトにはあまり登場しない品になると思います。
日本の定番の組み合わせ(ほうれん草のベーコン炒め)をイタリアではどう調理するのか調べて調理してみましたが、異なる調理法で別物といえる品かもしれません。
さて、若干解説じみましたが、このほうれん草の炒め物の美味しさを引き立てるトッピングとしては下記のようなものが好まれるようです。
玉ねぎ、ベシャメルソース、松の実、レーズンを加えたり、粉チーズなどをほうれん草の炒め物にはトッピングするケースがあります。
その中でも、ローマ風は、松の実、レーズンと複数を加え、オイルも別!かなり味わいが変わりますが、とても美味しいですよ!
ほうれん草の炒め物材料2人分
オリーブオイル大匙2
ニンニク1欠片
唐辛子1本(オプション)
塩適量
1人分:約193カロリー
ほうれん草の炒め物調理工程(約15分)
ニンニクの皮をむき、半分に切り、中の芯を取り除き細かくカットします。
フライパンにオリーブオイルを入れて加熱し、ニンニクと一緒に中火で加熱します。唐辛子を加える場合はここで投下します。
蓋をして強火で5分ほど煮ます。蓋を外し、塩を加えて混ぜます。
ほうれん草に火が通るまで、さらに10分間中火で煮続けて塩加減をチェックしたら仕上げです。
皿に盛り付けて完成です!
ほうれん草の炒め物の調理ポイント
アーリオ・オーリオで炒めるだけという非常に簡単な調理です。しかし、ほうれん草の旨味をしっかりと味わえるとっても美味しいアンティパストです。
炒めたほうれん草は冷蔵庫で4日間保存可能、必要に応じて冷凍することもできますよ!
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