たけのこのソテー

たけのこのソテー【ジェルモギリ・ディ・バンブー・サルタティ・イン・パデッラ】

Germogli di bambù saltati in padellaジェルモギリ・ディ・バンブー・サルタティ・イン・パデッラ

筍(たけのこ:竹の子とも表記されることがあります)は東アジアで食用として食べられる毎年4~5月に旬を迎える美味しい食材です。

若干ながらイタリア語圏にもタケノコのソテー・炒め物のレシピを散見できましたが、食材として調理になれている日本人的感覚をもって仕上げていきたいと思います。

独特の食感は、たけのこの魅力の一つだと思うので、比較的大きめにカットした上でその食感を楽しみ、美味しく仕上がるようにひと手間を加えます。

イタリア料理的なベースとしてアーリオ,オーリオ・エ・ペペロンチーノベースにまろやかでありながらしっかりと風味を浸透させるため、ブロードを加えてタケノコを煮込む工程を加えています。


たけのこのソテー材料2人分

たけのこ400g(下処理方法はこちら|缶または真空パック可)
オリーブオイル大匙2
唐辛子(小)1本
野菜ブロード200ml(作り方
イタリアンパセリ2束(代用:バジル等好みの香草)
塩適量

1人分:約169カロリー


たけのこのソテー調理工程(約25分)

STEP1 下処理の済んだタケノコ(缶や真空パックも可)を適度な大きさにカットします。

テフロン加工されたフライパンにオリーブオイルを投下し、ニンニクの風味をオイルに移します。

次に唐辛子、カットしたタケノコ、イタリアンパセリ(仕上げ用をのぞく)を投下して下塩をして数分間炒めます。
たけのこのソテー【ジェルモギリ・ディ・バンブー・サルタティ・イン・パデッラ】の調理工程1
STEP2 次にブロードを加え、弱火にして蓋をして10分煮込みます。

煮込み終わったらソテーしてブロードを吸収させきって、塩味をチェックしたら仕上げです。
皿に盛り付けて完成です。
たけのこのソテー【ジェルモギリ・ディ・バンブー・サルタティ・イン・パデッラ】の調理工程2

たけのこのソテーの調理ポイント

タケノコの食感をしっかりと味わいたい為、大き目にカットしたうえで風味付けにブロードを加えて煮込みを加えています。

調理時間の短縮、より簡単な仕上げとしたい場合は、タケノコのカットを小さく、細かくカットしてみてください。

いづれにしても美味に仕上がりますよ!


たけのこのソテーについてマスターの言及


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記事内食材解説・補足
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読み方:プレッツェモロ
分類:香草
代用品:バジル|三つ葉|セロリの葉
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読み方:ジェルモギリ・ディ・バンブー
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読み方:ブロード
分類:出汁
レシピ考案[ho inventato la ricetta]これら料理のレシピを考案したのは僕です。
読み方:ホ・インベンタト・ラ・リチェッタ
唐辛子[peperoncino]読み方:ペペロンチーノ
分類:香辛料

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Ricetta relativa a "たけのこ"

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