Pici toscani fatti in casaピチ・トスカーニ・ファッティ・イン・カーサ
トスカーナの伝統的な生パスタであるピチの作り方を紹介します。
ピチは、トスカーナ州シエナとその周辺地域で有名な典型的な生パスタですが、イタリアにおいてもスーパーにおいてないことが多い(乾麺はあるものの)そうです。
卵を使わず、小麦粉と油、一つまみの塩のみでこねてつくる生パスタはモチっとした食感で非常に美味しく、同じトスカーナのテスタローリに通ずるものがあります。
伝統的に白いラグー(ラグー・ビアンコ)やアリオーネで食することが定番で、特別な食感と風味に魅了されることでしょう。
自家製トスカーナのピチに非常にあう調味料(ソース)は、上記以外には、チーズと胡椒(カーチョ・エ・ペペ)、またはパン粉のソース等が特に相性がよいと思います。
完成させた自家製トスカーナのピチは、布で覆い、室温で少し乾燥させた後、密閉容器に入れて冷蔵庫で数日間保存できます。冷凍することもできる為、作る際には大量に作ってしまい、冷蔵保管しておくことをお勧めします。
自家製トスカーナのピチ材料4人分
小麦粉 300g(薄・中力粉)
水(熱湯)150ml
オリーブオイル大匙1
塩1つまみ
水(熱湯)150ml
オリーブオイル大匙1
塩1つまみ
1人分:約261カロリー
自家製トスカーナのピチ調理工程(約60分)
STEP1 小麦粉の中央にくぼみを作り、オリーブオイルと塩をひとつまみ加え、お湯を加え、滑らかな生地になるまで手でこねます。
生地ができたらラップで覆い、涼しい場所で30分ほどねかします。
生地ができたらラップで覆い、涼しい場所で30分ほどねかします。
STEP2 休ませた後、ペストリー板に手またはキッチンブラシを使い、少し油を塗り、ピチ形成をしやすくする準備をします。
生地を取り出して3等分に切り、麺棒またはパスタマシンで薄すぎないように伸ばし、厚さ3〜4mm程度にします(図右下)。
ナイフで古典的なタリアテッレの幅、生地を約1cmの幅にカットします(図中央)。
油を塗ったペストリー台の上で1 本ずつ転がし、細長くパスタの形に形成します(図上部)。
生地を取り出して3等分に切り、麺棒またはパスタマシンで薄すぎないように伸ばし、厚さ3〜4mm程度にします(図右下)。
ナイフで古典的なタリアテッレの幅、生地を約1cmの幅にカットします(図中央)。
油を塗ったペストリー台の上で1 本ずつ転がし、細長くパスタの形に形成します(図上部)。
STEP3 くっつかないように小麦粉をまぶしたらあとは1%の塩を加えた湯でゆで上げるだけで自家製トスカーナのピチの完成です。
自家製トスカーナのピチの調理ポイント
湯量を慎重に調整しすること、こねる際に大匙1程度の油をひくこと、捏ねる際の高さ(腰に負担がかからない高さ)に調整することが大事です。
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