ピーマン/パプリカのパン粉和え

 
ピーマン/パプリカのパン粉和え【ペペローニ・コン・ラ・モーリカ】

Peperoni con la mollicaペペローニ・コン・ラ・モーリカ

ピーマン・パプリカのパン粉和えは、南イタリアの多くの地域の伝統料理です。

加熱したパプリカをパン粉、ペコリーノ、ニンニク、ケッパーをベースにしたソースで味付けします。

仕上がりのパンのソースがカリッとしつつもモチっとしてまず食感的に美味しいです。そしてパンソースとパプリカ/ピーマンの味が混ざり合いまさにコラボレーションといった味わい、旨すぎます。

おいしい前菜(アンティパスト)として、または肉料理や魚料理の付け合わせ(コントルノ)として最適な品です。


ピーマン/パプリカのパン粉和え材料2人分

パプリカ/ピーマン250g
オリーブオイル適量
古くなったパン40g(食パン:8枚切り1枚)
ペコリーノ20g(代用:パルミジャーノ25g)
塩漬けケッパー(スプーン1杯)適量
オレガノ適量
ニンニク 1欠片

1人分:約194カロリー


ピーマン/パプリカのパン粉和え調理工程(約30分)

STEP1 ピーマン/パプリカを洗って、半分に分け、ヘタと中の種を取り除き、幅2〜3 cmのスライスに切ります。

オリーブオイルを入れたフライパンでピーマン/パプリカを下塩をしてから10~15分程度炒めます(弱火)。

その間に、パン粉ベースのソースを準備します。ミキサーを使用して、古くなったパンを刻みます。
ピーマン/パプリカのパン粉和え【ペペローニ・コン・ラ・モーリカ】の調理工程1
STEP2 パンを刻み終わったらボウルに移し、すりおろしたペコリーノを加えます。

ケッパーとみじん切りにしたニンニク 、オレガノをそれぞれ投下。

すべての材料をよく混ぜ合わせてからピーマン・パプリカのフライパンに加え蓋をして中火で10分ほど煮ます。
ピーマン/パプリカのパン粉和え【ペペローニ・コン・ラ・モーリカ】の調理工程2
STEP3 ピーマン・パプリカが柔らかく煮えたら、蓋を外しパンをトーストするために火力を上げます。

パン粉のソースが程よく焼けたら仕上げです。

皿に盛り付けて、冷ましたらコントルノまたはアンティパストとして提供できます。
ピーマン/パプリカのパン粉和え【ペペローニ・コン・ラ・モーリカ】の調理工程3

ピーマン/パプリカのパン粉和えの調理ポイント

古くなり固くなったパンを使ってパン粉のように刻み、チーズや具材と混ぜて使います。

仕上がりとしては一つの食べ応えのある肉の塊のようになりとっても美味しいです。

パプリカ/ピーマンの旨味をパン粉ソースに、パン粉ソースの味をパプリカ・ピーマンにそれぞれ融合的に染み渡らせること。

そこから最後に火力を高めてパン粉ソースをカリっとさせるところがが美味しいポイントだと思います。


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記事内食材解説・補足
オレガノ[origano]別名:マジョラム。肉やチーズ、トマトとの相性が良い。古代ローマの時代から薬用、調味料・香辛料として使われてきました。
読み方:オリーガノ
分類:香草
代用品:バジル|イタリアンパセリ
ケッパー[capperi]ケイパー、ケーパー、カープル(仏: câpre)とも呼びます。酢漬けと塩漬けがありますが、僕は調理では塩漬けをよく使います。しかし、塩漬けケッパーはあまりストアでは売っていないので見つけた時にまとめて ... [詳細解説へ]
読み方:カッペリ
分類:香辛料
ニンニク[aglio]読み方:アーリオ
分類:香味野菜
パルミジャーノ[parmigiano]パルミジャーノ・レッジャーノ(parmigiano reggiano)はイタリアを代表する牛乳のチーズ。名称は地名(パルマとレッジョ)に由来します。 DOPの認定を受けたものだけが刻印を押されて「パル ... [詳細解説へ]
読み方:パルミジャーノ
分類:チーズ
代用品:パルメザンチーズ|グラナ・パダーノ
ペコリーノ[pecorino]羊の乳を原料としたチーズの総称。羊のチーズは非常に濃厚で味が強いことが特徴。ラツィオ州とサルデーニャ州で作られるペコリーノ・ロマーノは僕もよく使いますが、かなり味が濃いです。 他にペコリーノ・トスカー ... [詳細解説へ]
読み方:ペコリーノ
分類:チーズ
代用品:パルミジャーノ

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