バターとサルビア(セージ)のニョッキ

 
バターとサルビア(セージ)のニョッキ【ニョッキ・ブーロ・エ・サルヴィア】

Gnocchi burro e salviaニョッキ・ブーロ・エ・サルヴィア

ビーツのニョッキで調理しています。日本においてはサルビアは花、セージは香草としてそれぞれ知られており、サルビア=セージであることを知らない方が結構いらっしゃいます。

セージはイタリア語でサルヴィア、イタリアンにおいては非常によく使う香草の一つで、僕も冷蔵庫に常に保管している香草の一つです。

日本においてはこれほどシンプルなソースが食されることはまずないと想像しますが、今回調理するバターとサルビアは、風味豊かなパスタ(ラヴィオリやトルテッリ等)やニョッキを食すのに非常によく使用されます。

イタリア料理の古典的なレシピですが、常に間違いのない美味しい一皿を約束してくれます。

調理時間はわずか 5 分、準備に5分かかったとしてもせいぜい10分でテーブルに並べることができる一皿でジャガイモのニョッキで調理するのが定番です。

今回のレシピはそれ自体ですでに非常に美味しいですが、濃厚にしたい場合は、すりおろしたパルミジャーノ(又はペコリーノ)を上に振りかけるだけで劇的に豊かな味わいに変化しますよ!

今回調理はビーツのニョッキにて行っていますが、下記カロリー計算は当サイトで紹介している自作のジャガイモのニョッキにて行っています。尚、ニョッキ量は自前で調理したニョッキの出来上がりの重さです。

市販のニョッキを使う場合、真空パック(乾燥)のニョッキは、250gがだいたい三人前です。生・半生ニョッキは500gがだいたい3人前です。


バターとサルビア(セージ)のニョッキ材料3人分

ニョッキ600g(乾燥ニョッキ250g)
バター60g
セージの葉6枚
塩適量
パルミジャーノ適量(オプション:ペコリーノも可)
ナツメグ又は胡椒適量(オプション)

1人分:約320カロリー


バターとサルビア(セージ)のニョッキ調理工程(約10分)

STEP1 1%の塩を入れた湯を沸かし、ニョッキを投下します。

水が沸騰するのを待っている間に、フライパンに火をかけてバターを加えて溶かします。

ゆっくりと均一に溶解するように火を弱めます。

セージの葉を流水でよく洗い、汚れやほこりを取り除きます(セージの葉は多孔質なので、汚れが多く残りやすい)。

セージの葉を薄く切り溶かしたバターの中に入れ、数分間焼き色をつけてバターにセージの香りを付けます。
STEP2 水が沸騰したら、ニョッキを入れて調理し 、表面に浮いてきたらす(1~2分かかります)ニョッキを引きあげフライパンに投下します。

ニョッキをバターとセージとよく混ぜ、パスタ全体にソースの味がよくあえてなじませたら仕上げです。

お好みでパルミジャーノ、ナツメグや胡椒を少々ふりかけてなじませたら、皿に盛り付けて完成です。
バターとサルビア(セージ)のニョッキ【ニョッキ・ブーロ・エ・サルヴィア】の調理工程2

バターとサルビア(セージ)のニョッキの調理ポイント

バターとサルビアは優実豊かなパスタ(今回はニョッキ)を楽しむのによく使用されます。

バターにサルビアの風味を加えて和えるだけの非常に簡単なレシピですが、驚くほど香り豊かで美味しい一皿になりますよ!


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記事内食材解説・補足
セージ[salvia]強い芳香とほろ苦さをもつハーブ。肉・魚料理をすっきりと仕上げるのに重宝します。乳製品とも相性がよいです。
読み方:サルビア
分類:香草
代用品:バジル|ローズマリー|オレガノ|イタリアンパセリ|ディル
ナツメグ[noce moscata]読み方:ノチェ・モスカータ
分類:香辛料
代用品:ターメリック
バター[burro]読み方:ブーロ
パルミジャーノ[parmigiano]パルミジャーノ・レッジャーノ(parmigiano reggiano)はイタリアを代表する牛乳のチーズ。名称は地名(パルマとレッジョ)に由来します。 DOPの認定を受けたものだけが刻印を押されて「パル ... [詳細解説へ]
読み方:パルミジャーノ
分類:チーズ
代用品:パルメザンチーズ|グラナ・パダーノ
胡椒[pepe]読み方:ペペ
分類:香辛料

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