小豆のピューレ

小豆のピューレ【パッサート・ディ・ファジョーリ・アズキ・ロッシ】

Passato di fagioli azuki rossiパッサート・ディ・ファジョーリ・アズキ・ロッシ

小豆のピューレは、栄養価が高く、消化にやさしい料理です。

日本で古くから愛される小豆は、豊富なタンパク質や食物繊維、ビタミン、葉酸を含んでおり、健康的な食事に欠かせません。今回のレシピでは小豆の中でも金時と言われる少し大きな豆(金時小豆)を使用して調理しました。

豆料理が豊富なイタリア料理では、豆はパスタや米のような使われ方をしますし、今回のようなスープ系でも活躍します。

このレシピでは、まず小豆を丁寧に煮てから、滑らかでクリーミーなピューレに仕上げます。

豆本来の甘みと風味を引き出すために、十分な水を使ってゆっくりと煮るのがポイントです。

柔らかく煮た小豆をブレンダーでなめらかにすることで、消化しやすくなります。

このピューレは、豆の栄養を効果的に摂取しながら、胃腸に優しい食材を活かした美味しい料理です。

僕は健康を意識して作ったわけではないですが、美味しい品が健康的だとより食事が楽しめる気がしますね!


小豆のピューレ材料4人分

小豆300g
オリーブオイル大匙2
玉ねぎ1個(代用:ねぎ)
ニンジン1本
ローズマリー1枝
水1L(代用:野菜ブロード)
塩・胡椒適量
パン(飾りのクルトン)

1人分:約323カロリー


小豆のピューレ調理工程(約100分)

STEP1 前日に小豆を冷水に付けておきます(約6~10時間)。浸している途中で必要に応じて、常に冷水を交換してください。

鍋にオリーブオイルを入れて、加熱し、微塵にした玉ねぎ、ニンジンを入れて下塩をします。

水分がでてくるのでよく炒め、煮込み再吸収させます。
小豆のピューレ【パッサート・ディ・ファジョーリ・アズキ・ロッシ】の調理工程1
STEP2 次に水を切った小豆とローズマリーを加えて全体になじませて、水を加えます。

水の量は、食材を全て覆い、約2センチ程余裕がある量です。

蓋をして1時間煮込みます。
小豆のピューレ【パッサート・ディ・ファジョーリ・アズキ・ロッシ】の調理工程2
STEP3 時間になったら小豆の様子をみて十分に柔らかくなっていたら、ローズマリーを取り除き、塩味チェック、胡椒で味を調整してブレンダーでピューレにしていきます。

必要に応じてブロードを追加してください。

もし、逆に水分が多くなっている場合、鍋に再度投下して蓋を開けて煮込み適度に加熱し、水分量を調整します。

ちょうどよい粘度のピューレになったら仕上げです。

皿に盛り付けて、ローズマリーの小枝、クルトンを添え、オリーブオイルで香り付けしたら完成です。
小豆のピューレ【パッサート・ディ・ファジョーリ・アズキ・ロッシ】の調理工程3

小豆のピューレの調理ポイント

小豆を前日から水に浸しておけば、かなり簡単な調理で美味しく美しい品ができあがります。

香味野菜と香草で味付けしていますが、塩加減、スープ系なのでいれていくと多めに感じますが、問題ありません。しっかりと味見をしながらきかせましょう。


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記事内食材解説・補足
スープ[zuppa]いわゆるスープです。
読み方:ズッパ
ニンジン[carota]読み方:カロータ
分類:香味野菜
ローズマリー[rosmarino]強い香りが特徴のハーブ。羊肉、豚肉、イワシやサバなどクセの強い素材の臭み消しに役立つ一方、素材の風味づけにも使います。トマト、ニンニクなどとも相性が良いです。
読み方:ロズマリーノ
分類:香草
代用品:タイム|バジル|オレガノ|セージ|ローリエ
小豆[fagioli azuki]小豆(アズキ)[fagioli azuki又はFagioli rossi]は、日本小豆由来で、学名は、Vigna angularisです。 アジアに広く分布するマメ科(またはマメ科)の植物で、栽培は、 ... [詳細解説へ]
読み方:ファジョーリ・アズキ
分類:豆
代用品:黒豆
玉ねぎ[cipolla]読み方:チポーラ
分類:香味野菜
胡椒[pepe]読み方:ペペ
分類:香辛料

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