Fettuccine alfredoフェットゥチーネ・アルフレッド
明らかにバターとパルミジャーノのパスタの一種ですが、1914年頃、アメリカ人旅行客の間でとても人気となったローマのレストランの名前であるアルフレード・ディ・レーリオ(Alfredo Di Lelio)から取られているこの料理名でアメリカで非常に有名だそうです。
料理名の元となったディ・レーリオ氏のオリジナル部分は思うように食事を摂れない妊娠中の彼の妻のためドッピオ・ブッロ(バター二倍)に加え、更に盛り付ける前にバター加える(つまり、全体ではバターは三倍)点であったと紹介されています。
当サイトで紹介するレシピではバター量、三倍はさすがに胸やけが激しいので二倍(ドッピオ・ブッロ)としています。
尚、アメリカでは、ブロッコリーやベーコン等様々な材料を加えられたり、バターの代わりにクリームを入れたりと様々なバリエーションが存在するそうですが、それはどう考えても別料理ではないだろうか?と疑問に感じるのは僕だけでしょうか。
ディ・レーリオ氏のレシピ誕生秘話は、近しい事実があったのでしょうが、別名が付いた上、「Pasta burro e parmigiarno」ではなく元となったのは「Fettuccine al burro」であると解説されている記事が非常に多い(英語圏及び日本語圏)です。
イタリア語では見当たらない情報なので今のところ、僕は真偽不明として把握しています。
フェットゥチーネ・アルフレード材料2人分
バター50g
パルミジャーノ・レッジャーノ50g
塩・黒胡椒適量
1人分:約562カロリー
フェットゥチーネ・アルフレード調理工程(約15分)
パスタ袋に記載されている時間、パスタを茹でる予定です。
フライパンではバターを加熱して溶かし、ゆで汁を2杯加えてベースソースとします。
バターは焦げやすいので焦がさないように注意ください。バターがとけてベースソースができたら火を止めてパスタが茹で上がるのを待ちます。
ソースを全てパスタに閉じ込めたら、残りのバターを投下してなじませてから、火を止めてたっぷりの胡椒を加え、よくあおって熱を逃がしてからにパルミジャーノを加え、よく混ぜてなじませます。
もしくは、熱を逃がした後、大きなボウルに移し替えてパルミジャーノとよく混ぜ合わせます。
いずれの場合も少量のゆで汁でパルミジャーノをペースト状にしておいて、パスタと合わせるようにし、必要に応じてゆで汁を足してクリーミに仕上げます。
皿に盛り付けて完成です。
フェットゥチーネ・アルフレードの調理ポイント
調理の仕方はバターでベースソースを作った上で、仕上げ時に更に加えるという2倍投下な点以外は、パスタ・ブーロ・エ・パルミジャーノと同じです。
調理の仕方としては非常に簡単ですし、バターが増量されている点と食べ応えのあるフェットぅチーネであることで少し豪勢で美味しいパスタという感じですよ!
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