パッパ・アル・ポモドーロ

パッパ・アル・ポモドーロ【パッパ・アル・ポモドーロ】

Pappa al pomodoroパッパ・アル・ポモドーロ

伝統的なトスカーナのプリモ・ピアットです。パンツァネッラやリボリータと同様に古くなって固くなってしまったパンを美味しく食べるのに最適なレシピです。

フレッシュトマト又トマト缶を使用して一年中調理できますが、日本においてはトマトを使用したいときだと思うので、フレッシュトマトを使用するケースが多いと思います。

この農民発祥の料理は、トスカーナの家庭ごとに独自のレシピがあると言われていますが、常に地元の人や観光客に高く評価され、愛されている料理だそうです。

美しいトスカーナを訪れて多くの方は、少ない量でこれほど心地よい味わいをどうして実現できるのか、信じられないといった感想を持つそうですよ!


パッパ・アル・ポモドーロ材料4人分

トマト4個(800g:トマト缶にて代用可)
ニンニク1個
唐辛子1本(好み)
玉ねぎ1個
バジル1枝
古くなったパン300g
オリーブオイル大匙4
水(代用:野菜ブロード)約400cc

1人分:約380カロリー


パッパ・アル・ポモドーロ調理工程(約45分)

STEP1 鍋にオリーブオイルを投下して熱し、スライスしたニンニクの風味を移し、追って唐辛子を砕いて投下します。

次いでざっくりと微塵にした玉ねぎを加え下塩して熱します。

玉ねぎに火が通ったら(湯煎して皮をむいた)トマトを乱切り、バジルの葉をちぎって投下します。缶の場合はトマトを手でつぶして投下します。
パッパ・アル・ポモドーロ【パッパ・アル・ポモドーロ】の調理工程1
STEP2 トマトをつぶしながら塩を加えて30分ほど加熱します。

その間に固くなってしまったパンを薄く切っておきます。

トマトがソース状になったら水を加え(パンの種類によりじゃ異なりますので分量を参考に調整下さい)て煮立たせます。
パッパ・アル・ポモドーロ【パッパ・アル・ポモドーロ】の調理工程2
STEP3 水を加えたソースが煮立ったら、火を落としスライスしたパンを投下して浸し、お玉で軽く押しつけながらパンにソースを吸わせます。

それから蓋をしてそのまま30分蒸らします(火にはかけません)。
パッパ・アル・ポモドーロ【パッパ・アル・ポモドーロ】の調理工程3
STEP4 時間が経過してソースがパンになじんでいればOKです。ホイッパーを使ってパンを好みの微塵サイズに崩して仕上げです。

あまりグチャグチャやらないように注意しましょう。
パッパ・アル・ポモドーロ【パッパ・アル・ポモドーロ】の調理工程4
STEP5 塩味をチェックして、皿に盛り付けます。

オリーブオイルを垂らしてバジルの葉を飾り完成です。
パッパ・アル・ポモドーロ【パッパ・アル・ポモドーロ】の調理工程5

パッパ・アル・ポモドーロの調理ポイント

少し塩が利いたトマトソースを作り、それを水(又は好みで野菜ブロード)を加えて軽くしてから、パンを浸しますが、火を止めてからそれを行うことがコツです。

火をかけながら、またグリグリ混ぜすぎるとパンがドロドロになってしまい、残念な感じになってしまいます。

この料理は熱々で食べるというものでなく、また冷えても美味しく食べれるお皿です。

チーズをたっぷりかけて食べると本当にほっとした優しさと美味しさを感じられる一皿です。


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記事内食材解説・補足
トマト[pomodoro]イタリア料理で非常によく使われる食材。大航海時代後にイタリアにも持ち込まれたが当初は観賞用。18世紀初頭より料理に使われるようになった比較的新しい食材です。 トマト、チェリートマト(ミニトマト)として ... [詳細解説へ]
読み方:ポモドーロ
ニンニク[aglio]読み方:アーリオ
分類:香味野菜
バジル[basilico]読み方:バジリコ
分類:香草
パン[pane]読み方:パーネ
玉ねぎ[cipolla]読み方:チポーラ
分類:香味野菜

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