ミルクロースト

 
ミルクロースト【アロースト・アル・ラッテ】

Arrosto al latteアロースト・アル・ラッテ

完成写真を取り損ねた為、微妙な写真です。イタリアにおいてローストは最も人気のあるセカンド(コース)の1つで、大人から子供まで好むのだそうです。

その中でもこのミルクローストは家族の日曜日の食卓によく登場する伝統的な家庭料理で、友人を招いた席でのセコンドとしてもよく出される一品。

長時間煮込んだ肉汁たっぷりのミルクでクリーミーなソースを作り、スライスした肉に添えるという旨味たっぷりミルクソースが魅力です。

今回のレシピでは香味野菜を入れていますが、香味野菜を入れない簡易な形でのローストミルクもよく調理されるようです。


ミルクロースト材料4人分

牛のランプ肉700g
牛乳700g
白ワイングラス1杯(辛口)
バター 35g
オリーブオイル大匙3
ニンジン1本
玉ねぎ 1個
セロリ 1本
ローリエの葉2枚
ニンニク 2片
小麦粉大匙1
塩・黒胡椒適量

1人分:約555カロリー


ミルクロースト調理工程(約80分)

STEP1 キッチン紐で肉を結び、軽く小麦粉をまぶし、バターを加熱した鍋で表面全面それぞれに焦げ目をつけます。

焼いている間に香味野菜をみじん切り又はミキサーに入れて細かく刻み確保しておきます。
ミルクロースト【アロースト・アル・ラッテ】の調理工程1
STEP2 肉を一度取り出し、鍋に含まれる油を使用して香味野菜をいためていきます。香味野菜を投下したら下塩を投下して炒めます。

水分がでてくるのでその水分を使って煮込みい為、全ての水分が再吸収されたらニンニク(皮をむいて軽くつぶす)とローリエを入れてソース(香味野菜類)とよくなじませたら肉を加えます。
ミルクロースト【アロースト・アル・ラッテ】の調理工程2
STEP3 ワインを投下してしっかりとアルコールを飛ばします。塩・胡椒を振り、レンジで温めた牛乳を加えます。

蓋をして約50分間煮込んでいきます。
ミルクロースト【アロースト・アル・ラッテ】の調理工程3
STEP4 焼き加減を確認するには、爪楊枝で肉を串に刺します。

透明な液体が漏れてきた場合は、肉の加熱がちょうどよいことを意味します。ピンク色の液体が出てきた場合はまだ加熱が足りません。液体が出てこない場合は、既に加熱しすぎです。

焼き上がったら肉を取り出します。同じくニンニクとローリエを取り出して、小麦粉と水を適量加えソースをブレンダーを使い、クリーミーにしていきます。
ミルクロースト【アロースト・アル・ラッテ】の調理工程4
STEP5 クリーミーにしたソースを塩・胡椒で味付けをしてソースの味を調えます。

これはローストビーフに付けるソースなのでお好みですがしっかりとした味付けにしましょう(写真左がソース)。

ソースができたら切り分けた肉にソースを添えて完成です。
ミルクロースト【アロースト・アル・ラッテ】の調理工程5

ミルクローストの調理ポイント

非常にシンプルで簡単な調理の為、特に注意点はありません。

強いていうならばソースの味付けをしっかりでしょうか。

非常に美味しいですよ!


ミルクローストについてマスターの言及

投稿者: @cafe_e_immobiliare
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記事内食材解説・補足
セロリ[sedano]読み方:セーダノ
分類:香味野菜
ニンジン[carota]読み方:カロータ
分類:香味野菜
ローリエ[laurier]ローリエはスパイシーな香りが特徴的な月桂樹の葉を乾燥させた香辛料のことです。日本では、「月桂樹の葉」「ベイリーブス」「ローレル」「ロリエ」などさまざまな呼び名で呼ばれています。
読み方:ローリエ
分類:香辛料
代用品:ローズマリー|セロリの葉|ナツメグ
ワイン[vino]読み方:ビーノ
分類:果実酒
小麦粉[farina]読み方:ファリーナ
牛乳[latte]読み方:ラッテ
牛肉[manzo]イタリアでは牛肉に使用する牛の呼び方が5種類あります。 まず、仔牛は、生後何か月が経過したかによって、ビッテロ、ビッテローネと呼び名が変わります。 成牛は、去勢前の牛であるボビーノ・アダルト、生後3年 ... [詳細解説へ]
読み方:マンゾ
玉ねぎ[cipolla]読み方:チポーラ
分類:香味野菜
胡椒[pepe]読み方:ペペ
分類:香辛料

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