固形野菜ブロード

固形野菜ブロード【フォンテ・ディ・ブロード・ヴェジェターレ】

Fonte di brodo vegetaleフォンテ・ディ・ブロード・ヴェジェターレ

土壇場で野菜ブロードを準備しなければならなくなり、市販の固形ブイヨンに頼ったことがあるかもしれません。

市販の肉のブイヨン(=肉のブロード)は実際に仕込むことを考えるとコスト的な面で選択肢に上がりますが、野菜ブロードに適したものが見当たりません。

今回は、緊急で野菜ブロードが必要な際に、さっと湯に溶かして使え、冷凍保管が利く固形野菜ブロード(の元)の仕込み方を紹介しておきます。

是非、ご活用下さい。

今回の調理では1200gの野菜、塩300gにて調理、出来上がり950gの固形野菜ブロード(の元)が完成しました。
使用方法は、約350~400cc毎に約10gを溶かし込み使用します。つまり、350cc×95回分のブロードです。350ccを1人前としてカロリー表記しています。


固形野菜ブロード材料95人分

塩(野菜100g毎に)25g
オリーブオイル適量
必須野菜
ニンジン
玉ねぎ
セロリ
ジャガイモ

候補野菜
トマト
ズッキーニ
かぼちゃ
ビーツ等

候補香草・香辛料
タイム
イタリアンパセリ
胡椒

1人分:約6カロリー


固形野菜ブロード調理工程(約50分)

STEP1 必須の野菜の他、季節の野菜などをお好みで選びます。

すべての野菜をきれいにし、立方体または短冊状に切り、大きな鍋に移し、大さじ2杯の油を加え、中火で約10〜15分間炒めます。
固形野菜ブロード【フォンテ・ディ・ブロード・ヴェジェターレ】の調理工程1
STEP2 次に塩を加え(正しい割合は生野菜100gに対して塩25g)、炒めると大量の水分がでてくるので20分ほど、野菜の水分が蒸発するまで煮ます。
固形野菜ブロード【フォンテ・ディ・ブロード・ヴェジェターレ】の調理工程2
STEP3 火を止めて野菜をミキサーに移します。ピューレ状にした後、フライパンに戻し、さらに5分間炒めて水分を飛ばして、火を止めます。
固形野菜ブロード【フォンテ・ディ・ブロード・ヴェジェターレ】の調理工程3
STEP4 大量の塩のおかげで、凍らないので、冷凍庫に保管しておきます。必要に応じてスプーン一杯ずつ使用できます。
固形野菜ブロード【フォンテ・ディ・ブロード・ヴェジェターレ】の調理工程4

固形野菜ブロードの調理ポイント

食材を選ぶときは、苦い野菜と甘い野菜の使用のバランスを考えるとよいと思います。

必要に応じて、胡椒や香草、茸を入れてもよいでしょう。

出来上がった固形野菜ブロードは、冷凍庫に保管し、必要に応じてスプーン一杯(10g)を350~400ccの湯に対して投下して使用します。


固形野菜ブロードについてマスターの言及

投稿者: @cafe_e_immobiliare
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記事内食材解説・補足
ジャガイモ[patata]読み方:パタータ
セロリ[sedano]読み方:セーダノ
分類:香味野菜
ニンジン[carota]読み方:カロータ
分類:香味野菜
ブロード[brodo]イタリアの出汁のことです。 ブロードの作り方はこちらなのでご確認下さい! フランス語のブイヨンはブロードのことなので市販のものを使う事はOK(肉のブロード)ですが、コンソメは味付けがなされているのでタ ... [詳細解説へ]
読み方:ブロード
分類:出汁
玉ねぎ[cipolla]読み方:チポーラ
分類:香味野菜

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