多種類の香辛料を併用して食材に味付けするというインド・スリランカ料理の特徴的な調理法を用いた料理に対する英語名です。

カレーはの語源は、タミル語の[スープの具]を意味する「KARI」が有力だと言われています。

そして、カレーの辛さは、唐辛子の辛み成分カプサイシンと、こしょうの辛み成分ピペリン。

主たる辛み、唐辛子は中南米が原産地でインド・スリランカ方面に伝わったのは17世紀頃、つまりそれ以前のカレーは辛い料理ではなく、魚や肉を炒めたソース状の料理に過ぎなかったのです。

尚、外国人がカレーと呼ぶインドの煮込み料理は、サーグ、サンバール、コルマ、ダールなど、それぞれに固有の名称があり、「カレー」という料理は存在しません。

カレーという名称が世界中で使用され、認識されているのは、インドの旧宗主国のイギリス人がインド料理をカレーと総称して世界に伝えたことによります。

スパイスの系統:カレー粉対応用
香り系
ターメリック、シナモン、クミン、コリアンダー、クローブ、ナツメグ、オールスパイス、ガーリック

辛み系
唐辛子、ジンジャー、黒胡椒

ミックス系
ガラムマサラ

これらをお好みの配分(好きな香りといった基準で決めればよい)で合わせてカレー用スパイスとして使用できます。市販のカレーとは、そのメーカー独自の配分でこれらスパイスが組み合わされている商品です。

読み方・読み方:キャリー