ソバの日本への伝来は縄文時代まで遡るとされ島根県飯石郡頓原町から一万年前の蕎麦の花粉が発見され、高知県高岡郡佐川町では九千三百年前、更に北海道でも五千年前の花粉が出ているそうです。

中世後期にヨーロッパに伝わり、16 世紀半ばには、ロンバルディア州ソンドリオ県テリオのベスタ家の財産に関する証書に記載があり、これがイタリアにおける初めて記録とされています。

サラチェーノ[saraceno]は、サラサン人とかイスラム教徒をさす言葉で、異民族・異教徒の小麦という意味合いでついたようです。

読み方・代用品読み方:ファリーナ・ディ・グラーノ・サラチェーノ
代用品:小麦粉