キャベツのリゾット

キャベツのリゾット【リゾット・コン・リ・カヴォロ・カプッチョ】

Risotto con il cavolo cappuccioリゾット・コン・リ・カヴォロ・カプッチョ

キャベツは、西ヨーロッパの海岸の崖の上が原産といわれ、ヨーロッパでは古代ギリシア時代に薬用として使用され、紀元前4世紀には食用野菜として栽培されたといわれます。

パスタ料理も非常に美味しいですが米との相性も抜群です!サボイキャベツを使っても同様に美味しいリゾットが出来上がります。

キャベツのパスタ



寒い冬には美味しくて健康にも良い一皿です。


キャベツのリゾット材料2人分

米150 g
キャベツ 280 g
プロシュット(生ハム) 25 g
玉ねぎ1/4個
トマトピューレ 70 g
オリーブオイル大匙1
肉のブロード800ml(準備の仕方
パルミジャーノ25g
塩・胡椒適量

1人分:約483カロリー


キャベツのリゾット調理工程(約45分)

STEP1 ブロードを用意しておきます。

その間にキャベツは外側の固い葉を取り除き、薄切りにして洗って水気を切ります。

ハムと玉ねぎを一緒に細かく刻み、オリーブオイルを入れた鍋で炒めます。

約10分後、トマトピューレ、塩、コショウを加え、ソースを15分間煮ます。

トマトピューレではなく、自家製トマトソースを使用する場合は、煮詰めは不要です。
キャベツのリゾット【リゾット・コン・リ・カヴォロ・カプッチョ】の調理工程1
STEP2 キャベツをソースに注ぎ、弱火で炒めます。米を加えて、具材が完全に混ざり合うようによく混ぜます。
キャベツのリゾット【リゾット・コン・リ・カヴォロ・カプッチョ】の調理工程2
STEP3 ブロードを一度にお玉2杯ずつ加えながら米をあえ煮込み(リゾッターレ)調理していきます。

15分くらいでアルデンテになったら火を止めてパルミジャーノを加えて全体になじませて仕上げです。

すぐに皿に盛り付けて完成です。
キャベツのリゾット【リゾット・コン・リ・カヴォロ・カプッチョ】の調理工程3

キャベツのリゾットの調理ポイント

食材のバランスで美味しい一皿となります。ハムと野菜類のまとめ役としてトマトを使用しています。

野菜類を炒め、煮込みその中に米を投下するというパターンのリゾットです。

とても美味しいですよ!


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記事内食材解説・補足
キャベツ[cavolo cappuccio]いわゆる我々が普段使っているキャベツです。イタリアでは他にサボイキャベツ、黒キャベツ等がよく使用されます。
読み方:カヴォーロ・カプーチョ
分類:キャベツ
トマト[pomodoro]イタリア料理で非常によく使われる食材。大航海時代後にイタリアにも持ち込まれたが当初は観賞用。18世紀初頭より料理に使われるようになった比較的新しい食材です。 トマト、チェリートマト(ミニトマト)として ... [詳細解説へ]
読み方:ポモドーロ
パルミジャーノ[parmigiano]パルミジャーノ・レッジャーノ(parmigiano reggiano)はイタリアを代表する牛乳のチーズ。名称は地名(パルマとレッジョ)に由来します。 DOPの認定を受けたものだけが刻印を押されて「パル ... [詳細解説へ]
読み方:パルミジャーノ
分類:チーズ
代用品:パルメザンチーズ|グラナ・パダーノ
ブロード[brodo]イタリアの出汁のことです。 ブロードの作り方はこちらなのでご確認下さい! フランス語のブイヨンはブロードのことなので市販のものを使う事はOK(肉のブロード)ですが、コンソメは味付けがなされているのでタ ... [詳細解説へ]
読み方:ブロード
分類:出汁
プロシュット[prosciutto]プロシュートは燻製せずに、塩漬けにした状態の豚のもも肉を指しますが、日本においては燻製しない生ハム全般のことを指します。生ハムは、塩漬けした肉を乾燥・醗酵させたあとに低温燻製させる違いがあります。
読み方:プロシュット
代用品:生ハム
リゾット[risotto]リゾットは、米をバターで炒め、食材、ブロード加えて炊くという調理法で作られる米料理です。最初の皿(プリモ・ピアット)として提供されます。 乾燥している米の方が適しており、カルナローリ米を指定されるケー ... [詳細解説へ]
読み方:リゾット
分類:米
代用品:リゾーニ
玉ねぎ[cipolla]読み方:チポーラ
分類:香味野菜
胡椒[pepe]読み方:ペペ
分類:香辛料

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