ピーマンクリーム添え豆腐ポルペッテ

ピーマンクリーム添え豆腐ポルペッテ【ポルペッテ・ディ・トーフ・コン・クレーマ・ディ・ペペローニ】

Polpette di tofu con crema di peperoniポルペッテ・ディ・トーフ・コン・クレーマ・ディ・ペペローニ

Polpette di tofu con crema di peperoni(ポルペッテ・ディ・トーフ・コン・クレーマ・ディ・ペペローニ)は、木綿豆腐で作るポルペッテを、ピーマンとトマトの濃厚なクリームで煮込んだ僕のオリジナルレシピです。

豆腐ポルペッテの生地は、以前紹介したバターと大葉添え豆腐ポルペッテと同じ考え方。水切りした木綿豆腐にパン粉とパルミジャーノを合わせ、卵や肉を使わずに丸めます。香草はイタリアンパセリを基本にしていますが、オレガノやタイムでもよく合い、好みで自由に変えて構いません。

今回合わせるピーマンクリームは、赤と黄色のピーマンを主体にトマトと一緒に火を通し、ブレンダーでなめらかなソースにしたものです。本来は赤・黄の大きなピーマンだけで仕立てますが、今回は分量が少し足りなかったため、日本で一般的な緑のピーマンも少量加えました。また、参考では小さなトマトを使う構成ですが、手元になかったため味の濃い普通のトマトで代用しています。しっかり熟した味の濃いトマトなら、十分に美味しく仕上がります。

ピーマンとトマトをじっくり火にかけたソースは、甘みと旨味が強く、ペペロナータを思わせる味わいです。豆腐のやさしい風味とパルミジャーノのコクを包み込み、肉を使わない料理とは思えないほど満足感のある一皿になります。

正直なところ、豆腐ポルペッテだけならトマトソースで煮込めば十分簡単です。そこへわざわざピーマンクリームを別に作って合わせるので、少し手間をかけすぎたような料理でもあります。ただ、そのひと手間が楽しく、実際に仕上げてみると相当に美味しい。料理の遊び心から生まれた、ぜひ残しておきたい一皿です。

そして、このピーマンクリームはポルペッテ専用ではありません。肉料理のソースとして添えたり、パンに塗ってクロスティーニにしたり、パスタに合わせたりと幅広く使えます。クリームだけを多めに作っておくのもおすすめです。


ピーマンクリーム添え豆腐ポルペッテ材料4人分

木綿豆腐 400g
パン粉 120g(細かいもの)
パルミジャーノ 60g
イタリアンパセリ 適量(オレガノまたはタイムでも可)
赤・黄ピーマン 合計400g(今回は不足分を緑ピーマンで一部補充)
トマト 250g
ニンニク 1片
オリーブオイル 35g
塩 適量
黒胡椒 適量

1人分:約365カロリー


ピーマンクリーム添え豆腐ポルペッテ調理工程(約50分)

STEP1 木綿豆腐をざるに上げ、余分な水分をしっかり切ります。ボウルに入れて細かく崩し、パン粉、すりおろしたパルミジャーノ、刻んだイタリアンパセリ、塩、黒胡椒を加えてよく練ります。生地がまとまったら、直径2〜2.5cmほどの球状に丸めておきます。香草はオレガノやタイムに替えても構いません。
STEP2 ピーマンは種と白いワタを取り除いて食べやすい大きさに切ります。トマトもざく切りにします。フライパンにオリーブオイル約25gと軽く潰したニンニクを入れて火にかけ、香りが立ったらピーマンを加えて炒めます。今回は赤・黄ピーマンの不足分として緑ピーマンも少量加えています。
STEP3 ピーマンがしんなりしてきたらトマトを加え、軽く塩を振ります。中火で混ぜながら10分ほど炒め煮にし、ピーマンが十分に柔らかくなり、トマトの水分と旨味が全体になじむまで火を通します。
ピーマンクリーム添え豆腐ポルペッテ【ポルペッテ・ディ・トーフ・コン・クレーマ・ディ・ペペローニ】の調理工程3
STEP4 火を通したピーマンとトマトをブレンダーまたはハンドブレンダーにかけ、なめらかなクリーム状にします。味を見て塩・黒胡椒で整えます。濃すぎる場合は少量の水を加えて、ポルペッテに絡みやすい濃度に調整します。
ピーマンクリーム添え豆腐ポルペッテ【ポルペッテ・ディ・トーフ・コン・クレーマ・ディ・ペペローニ】の調理工程4
STEP5 別のフライパンに残りのオリーブオイルを入れて中火にし、豆腐ポルペッテを並べます。最初は崩れやすいのでむやみに動かさず、接地面が固まってからやさしく転がし、表面全体に薄く焼き色をつけて形を安定させます。
ピーマンクリーム添え豆腐ポルペッテ【ポルペッテ・ディ・トーフ・コン・クレーマ・ディ・ペペローニ】の調理工程5
STEP6 ポルペッテの表面が固まったらピーマンクリームを加えます。中弱火に落とし、時々フライパンをやさしく揺すりながら約20分煮込みます。ポルペッテの中まで温まり、ソースがよく絡んだら塩・黒胡椒で最終調整して完成です。

ピーマンクリーム添え豆腐ポルペッテの調理ポイント

木綿豆腐は水切りが不足すると生地が柔らかくなり、焼くときに崩れやすくなります。しっかり余分な水分を抜いてください。
パン粉は400gの木綿豆腐に対して120gを目安にすると扱いやすくなります。豆腐の水分量によって多少前後するため、柔らかすぎる場合は少量ずつ追加してください。
香草はイタリアンパセリ、オレガノ、タイムなど好みで変更できます。香りの方向性が変わるので、料理全体の印象も変化します。
ピーマンクリームは通常、赤・黄の肉厚なピーマンを中心に作ります。今回は不足分を緑ピーマンで補いましたが、緑が多すぎると苦味が強くなるため補助程度がおすすめです。
トマトはチェリートマトに限らず、熟して味の濃い普通のトマトでも代用できます。
ポルペッテは焼き始めに触りすぎないことが重要です。表面が固まってから動かすと崩れにくくなります。
ソースを加えた後は中弱火で約20分。強く沸騰させるとポルペッテが崩れやすいので、静かに煮込んでください。
ピーマンクリームは肉料理、パスタ、クロスティーニなどにも使えるため、多めに作って活用できます。
カロリーは材料全量から算出した1人前あたりの概算です。


ピーマンクリーム添え豆腐ポルペッテについてマスターの言及


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記事内食材解説・補足
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読み方:プレッツェモロ
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読み方:ポモドーロ
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分類:香味野菜
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読み方:パルミジャーノ
分類:チーズ
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読み方:ホ・インベンタト・ラ・リチェッタ
[sale]料理の味付けやパスタの茹で湯に使用する基本的な調味料です。

胡椒[pepe]読み方:ペペ
分類:香辛料
豆腐[tofu]豆腐は、大豆から作られる日本の代表的な食品です。イタリア料理では一般的な食材ではありませんが、肉や乳製品とは異なる軽い食感を生かし、当サイトのオリジナルレシピなどに使用します。


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