Polpette del fattoreポルペッテ・デル・ファットーレ
羊肉の肉団子(ポルペッテ)料理です。アブルッツォ国立公園内にあるペスカッセローリの典型的な伝統料理です。この村は何世紀にもわたって羊の繁殖と貿易が営まれてきたのだそうです。
農家のポルペッテは、本来、羊の足の肉をすりつぶして挽肉としますが今回は肩肉を使用しました。刻んだニンニクやニンジンと混ぜ合わせて小さなミートボールを作り、玉ねぎやジャガイモと一緒に調理します。
伝統のレシピでは香草も使用せず、純粋に香味野菜(人参・玉ねぎ)により香り等調和させてつくるレシピです。尚、肉団子においてはつなぎもパンも入れません。
僕も初めての調理ということもあり、香草(プレッツェモロとローズマリー)を加えて調理しましたが、確かに調和は取れているし、日本人でもラムを使用する場合にはなくても良いかなと感じました。
出典:Google画像検索「アブルッツォ国立公園 ペスカッセローリ」
農家のポルペッテ材料3人分
羊肉 500g
じゃがいも500g
ニンジン 150g
玉ねぎ 1個
ニンニク 1欠片
ローズマリー1枝(好み)
イタリアンパセリ適量(好み)
オリーブオイル 大匙4
塩・胡椒適量
じゃがいも500g
ニンジン 150g
玉ねぎ 1個
ニンニク 1欠片
ローズマリー1枝(好み)
イタリアンパセリ適量(好み)
オリーブオイル 大匙4
塩・胡椒適量
1人分:約635カロリー
農家のポルペッテ調理工程(約75分)
STEP1 羊肉を挽肉にします。ニンニクをみじん切りにし、挽肉に加え、塩、コショウし、すべてをよく混ぜます。
ニンジンの皮をむいて洗って皮をむいてから短冊切り、玉ねぎはスライス、ジャガイモの皮をむき、乱切りにします。
ニンジンの皮をむいて洗って皮をむいてから短冊切り、玉ねぎはスライス、ジャガイモの皮をむき、乱切りにします。
STEP2 直径約3cmのミートボールをたくさん作り、鍋にオリーブオイルを少量使い、加熱してから表面を焼きます。
しっかり表面が焼きあがったら、一旦、ミートボールを引き上げて、肉汁を残した鍋にそのまま玉ねぎを加えます。
数分間炒め、玉ねぎが透明になってきたらミートボールを戻し、追ってニンジン、ジャガイモと交互(隙間)に置き、好みでイタリアンパセリとローズマリーを添えます。
残りのオリーブオイルを満遍なく注ぎ、湯を1.5 L加えます。
しっかり表面が焼きあがったら、一旦、ミートボールを引き上げて、肉汁を残した鍋にそのまま玉ねぎを加えます。
数分間炒め、玉ねぎが透明になってきたらミートボールを戻し、追ってニンジン、ジャガイモと交互(隙間)に置き、好みでイタリアンパセリとローズマリーを添えます。
残りのオリーブオイルを満遍なく注ぎ、湯を1.5 L加えます。
STEP3 塩、こしょうを加えて味を調整し、弱火で1時間ほど煮ます。
煮えたら(ある程度水分は残っている状態)、再度塩加減、胡椒を調整してローズマリーを取り出したら仕上げです。
皿に盛り付けて、お好みでイタリアンパセリを散らしたら完成です。
煮えたら(ある程度水分は残っている状態)、再度塩加減、胡椒を調整してローズマリーを取り出したら仕上げです。
皿に盛り付けて、お好みでイタリアンパセリを散らしたら完成です。
農家のポルペッテの調理ポイント
ポルペッテまず、表面をしっかり焼き上げること。今回の調理はその後は、玉ねぎを炒めてから肉団子を戻しあとは煮るだけというシンプルなものです。
湯を加えて煮込み始めの段階での塩・胡椒は湯が多い状態での味付けの為、非常に薄く感じます。
一時間煮る段階でこの水分に溶け込んだ各食材の旨味と共に味が凝縮されるので、この時点において味をつけすぎないように注意しましょう。
シンプルだけど羊肉と食材の旨味が溶けあい非常に豊富な旨味に大満足の一皿になると思いますよ!
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