
Pasta con le sarde alla sicilianaパスタ・コン・レ・サールデ・アッラ・シチリアーナ
シチリアの伝統的なファーストコース(プリモ)、イワシのパスタ。これは、その豊かな味わいで誰もが魅了される一品です。
イワシのパスタ(Pasta con le sarde)は、イタリア全土で最も人気のあるシチリアのレシピの1つです。友人とのランチやディナーに最適なこのレシピは、海と陸のユニークで比類のない組み合わせで、特別な風味と食感が生まれます。
イワシは青魚の仲間で、イタリアでは「貧しい」魚とされているそうですが、実はオメガ3脂肪酸、ビタミンD、タンパク質が豊富な貴重な食材であり、濃い味が特徴です。
シチリア風イワシのパスタは、スパゲッティまたはブカティーニを使用し、トーストしたシチリアの調味料ムディカータ(ムディカ・アトゥラータ|Muddica Atturrata) をトッピングするのが定番です。
このムディカ・アトゥラータをのせたイワシのシチリア風パスタの美味しさはまさに絶品です。
オリジナルレシピ(源流レシピ的なやつ)の調理法にニンニクと唐辛子トッピング。イメージは悪改変を生むので言及しておきますとワインは入れません。
イワシのシチリア風パスタ材料2人分
パスタ150g
フェンネル200g(代用:セロリの葉部分)
いわし150g
レーズン15g
松の実15g(代用:アーモンド他、ナッツ類)
玉ねぎ1/2個
アンチョビ3尾
ニンニク1/2欠片(オプション)
唐辛子1本(オプション)
サフラン0.2g
オリーブオイル大匙3
塩・胡椒適量
Muddica Atturrataの材料
パン粉75g(推奨:パンすりおろし)
唐辛子適量(チリペッパー)
ニンニク適量
くるみ適量(オプション)
オレガノ適量(オプション)
イタリアンパセリ適量
フェンネル200g(代用:セロリの葉部分)
いわし150g
レーズン15g
松の実15g(代用:アーモンド他、ナッツ類)
玉ねぎ1/2個
アンチョビ3尾
ニンニク1/2欠片(オプション)
唐辛子1本(オプション)
サフラン0.2g
オリーブオイル大匙3
塩・胡椒適量
Muddica Atturrataの材料
パン粉75g(推奨:パンすりおろし)
唐辛子適量(チリペッパー)
ニンニク適量
くるみ適量(オプション)
オレガノ適量(オプション)
イタリアンパセリ適量
1人分:約593カロリー
イワシのシチリア風パスタ調理工程(約30分)
STEP1 フェンネルの柔らかい部分(主に葉)を使用します。フェンネルがない場合は、セロリで代用します。
茎の最も硬い部分を取り除き、鍋に水3Lを沸騰させ、フェンネルを加え、柔らかくなるまで煮ます(柔らかい場合は、3〜4分、硬い場合は10〜12分程度)。
フェンネルの水気を鍋の中で切ってこのゆで汁はパスタを茹でる際に使うので、一旦おいておきます。
茎の最も硬い部分を取り除き、鍋に水3Lを沸騰させ、フェンネルを加え、柔らかくなるまで煮ます(柔らかい場合は、3〜4分、硬い場合は10〜12分程度)。
フェンネルの水気を鍋の中で切ってこのゆで汁はパスタを茹でる際に使うので、一旦おいておきます。

STEP2 フェンネルをザルに移し、余分な水分を取り除き、その水分は先ほどのゆで汁に加えておきます。フェンネルは、みじん切りにしておきます。
サフランは鍋で数分乾煎りしてからお湯100cc程度をいれて沸騰したら15分ほどおいておきます。レーズンは水につけてやはり15分ほどおきます。
鰯(イワシ)は、頭を落として三枚におろし、背びれと腹びれを取り除き、水と氷を入れたボウルに入れて、骨をよく取り除き、もう一つの綺麗な水と氷を入れたボウルできれいに洗い、クッキングペーパーでふき取った後、粗みじん(3分割位)にしておきます。
玉ねぎの皮をむきみじん切りにしておきます。
オプションのブレンドパン粉(オプション)は、全てをブレンダーに入れて細かく砕いて混ぜ合わせてからフライパンで乾煎りし、カリカリにしておきます。
サフランは鍋で数分乾煎りしてからお湯100cc程度をいれて沸騰したら15分ほどおいておきます。レーズンは水につけてやはり15分ほどおきます。
鰯(イワシ)は、頭を落として三枚におろし、背びれと腹びれを取り除き、水と氷を入れたボウルに入れて、骨をよく取り除き、もう一つの綺麗な水と氷を入れたボウルできれいに洗い、クッキングペーパーでふき取った後、粗みじん(3分割位)にしておきます。
玉ねぎの皮をむきみじん切りにしておきます。
オプションのブレンドパン粉(オプション)は、全てをブレンダーに入れて細かく砕いて混ぜ合わせてからフライパンで乾煎りし、カリカリにしておきます。

STEP3 調理に入ります。
フライパンにオリーブオイルを熱して、オプションのニンニクを、玉ねぎを投下します。
そしてアンチョビを投下し、油を確保しておきます。
アンチョビが崩れ始めたら、アンチョビの油とオプションの唐辛子(粉砕)を加えます。
数分炒め、アンチョビが溶けたらサフランを注ぎます。
フライパンにオリーブオイルを熱して、オプションのニンニクを、玉ねぎを投下します。
そしてアンチョビを投下し、油を確保しておきます。
アンチョビが崩れ始めたら、アンチョビの油とオプションの唐辛子(粉砕)を加えます。
数分炒め、アンチョビが溶けたらサフランを注ぎます。

STEP4 松の実、レーズンを加えてからフェンネルを投下します。
全体に混ぜてからイワシを投下します。
塩で味付けし、必要に応じてゆで汁を追加し、イワシは、具材に覆われている状態にしておきます。
この作業中に確保しておいた茹で汁(フェンネルを茹でたもの)に必要に応じて水を加えて、1%程度となるように塩を加えて沸騰させてからパスタを茹でます。
表記時間ちょうどアルデンテでゆで上げる予定です。
全体に混ぜてからイワシを投下します。
塩で味付けし、必要に応じてゆで汁を追加し、イワシは、具材に覆われている状態にしておきます。
この作業中に確保しておいた茹で汁(フェンネルを茹でたもの)に必要に応じて水を加えて、1%程度となるように塩を加えて沸騰させてからパスタを茹でます。
表記時間ちょうどアルデンテでゆで上げる予定です。

STEP5 パスタが茹で上がったら、お玉半分程度の茹で汁と共にフライパンに投下してベースソースをあえ煮込んでいきます(リゾッターレ)。
パスタにベースソースを全て閉じ込める少し前段階、スープが少し残っている状態でムディカータの7割程度を入れ馴染ませたら仕上げです。
皿に盛り付けて、残りのムディカータを乗せて完成です。
パスタにベースソースを全て閉じ込める少し前段階、スープが少し残っている状態でムディカータの7割程度を入れ馴染ませたら仕上げです。
皿に盛り付けて、残りのムディカータを乗せて完成です。

イワシのシチリア風パスタの調理ポイント
青魚であるイワシの生臭さを徹底的に、しかしナチュラルに消し去り、旨味だけを引き立てる調理方だと思います。
特徴的な調理法なので、一工程ずつ確認しつつ進めて下さい。
驚くほどに美味しい品です。
イワシのシチリア風パスタについてマスターの言及
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